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カンボジア・シェムリアップでの日々の生活。 GIOS PURE FLATとPENTAXと柔道クラブと・・・
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実は結構前から病気を患っている。

病名は「道に迷いたい症候群」

症状は、脇道があると入らずにはおれない、地図を持たず計画も立てずに突然遠出する、少額しか持たずに外出する等が挙げられる。

と言うのも、実は今まで道に迷った事がない。
(人生と言う名の道はとっくにLOSTしてるけど・・・。)

日本なら標識も読めるし、言葉も通じるし、現金などほとんどなくても家には帰る事ができる。
日本にいて道に迷う気がしない。

しかし海外はそうはいかない。
言葉も文字も分からないし、現金がないとどうにもならない。

それでも今までどうにかなって来た。
仕事やプライベートで海外に出た時も地図などなくても道に迷った事などない。
そのせいかもしれないが、海外に出る度に道に迷いたくなり、前述のような発作に度々見舞われる。

そしてこっちの道がまた発作を誘いやすいんだよね。IMGP3325.JPG
標識もなければ、目印もない。
太陽と草と木と道。

実にシンプル。

そして今回やっと道に迷う事に成功した?話。

とある日曜日。
プノンクーレンに行こうと思い立った。
シェムリアップから北東へ約50km。山の中に遺跡がある。
車なら2時間くらいのところってだけの情報をもとに出発。

最初のトライはバイクだった。
とりあえず一度会社で見た地図の記憶を頼りに北東へ進む。

スラ・スランを過ぎてしばらく進むと、バンテア・スレイへ行く道が二手に分かれていた。

当然細い道の方へ進む。
なんとなくこっちでは無い事は判っていたけど。

さらに2時間ほど適当に進んだとき、それらしい岩山を発見した。
結構でかい。
カメラの望遠で山の頂上を尾根伝いに見て行くと寺院らしきものの屋根が見える。
しかし登るところがない。
周りは岩ばかりの絶壁。

さらに回り込んでみた。
しかし登るところがない。ここではないのか?
IMGP2680.jpg
良く考えたら、プノンクーレンは観光地。
道が分からないはずがない。

と言う事はここではない、という考えに至った。

この頃はまだ雨季だったので道はぬかるみ、今にも雨が降りそうな雲行き。
今日は引き返すことにした。

これまた感を頼りに進み、多分このあたりだろと思ったところで予定通りバンテアイ・スレイへ着いた。
それが朝の9時頃。

服は泥でぐちゃぐちゃになっていた。

月曜日。
いつものところで酒を飲みながら話す。
いや~昨日道に迷ってね~、目的地に着けなかったよ、なんて。

でも心の中では全然道に迷った気はしてなかった。


つづく。






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無題
羨ましい!迷いたくないのにこの前
気付いたら乗りたくない都市高に乗ってました!
M/N 2009/03/07(Sat)02:31:11 編集
Re:無題
>羨ましい!迷いたくないのにこの前
>気付いたら乗りたくない都市高に乗ってました!
それが羨ましい。そういうトラブルに遭いたいんだよね~。
【2009/03/09 10:38】
無題
チャレンジャーやなぁ感心しますわ
私は怖がりやから知らん道は行かへんし、知らんところへ行くときは地図を必ず持ってでます。でもカンボジアでみた地図はどれもアバウトやったから地図があっても自信ありません(笑)
にわとり 2009/03/08(Sun)09:48:31 編集
Re:無題
TO にわとりさん
>私は怖がりやから知らん道は行かへんし、知らんところへ行くときは地図を必ず持ってでます。でもカンボジアでみた地図はどれもアバウトやったから地図があっても自信ありません(笑)

>確かにカンボジアの地図はアバウトですね。そういうところも好きなんですよね~。地図持ってても道に迷いやすい。楽しいですよ♪

【2009/03/09 10:41】
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