練習

子供の成長は早い。
まるで階段を登るように伸びていく。

初めて練習に参加した時は、一番出来る子でも日本の小学生位の強さしかなかった。
今では年相応位になって来てる子もいる。

 まだ親になったことはないので親心はわからんが、多少なりとも意味はわかる様な気がして来た。


ここの道場(道場と言えるほど立派ではないかもしれないが）も次のボランティアが入れば使えなくなる。その日も近い。

それまでに次の場所を決めねばならない。
出来ればちゃんとしたところで練習をさせてやりたいと思っている。

首都プノンペンにはちゃんとした道場があるので、4月にそこへ遠征に行く。

でもやっぱり、ここシェムリアップにちゃんとした道場が欲しいよな～。

カンボジアは昔から多くの国から援助を受けて来た。
その為か、どこか援助慣れしているような気がしていた。
確かに学校や井戸、トイレなど作っただけで後は放置されているところや、当初の目的のとは違う使われ方をされているところもある。

ただ実際自分達だけではどうにもならない部分があるのも現実。

いつか、自分たちの道場ができたら大事にできるように、今のうちから掃除とか、片付けとかも教えていかないといけない。

必要だから造る、そうなるようにもっとソフト面を強化していかねば。

あ～この中には自分も含まれとるなぁ。



今日の話、おわり

次回予告：「ついに3つ目」