送別会 不死鳥編

カンボジアだと重くて見れない。 日本はどうかな？ どなたか見れたらコメントください。

公開練習

5月24日。
シェムリアップ柔道クラブの公開練習を行った。



普段使用している場所では狭い為、外にマットを敷く。
外は熱気がこもらず清々しい。






16:00開始予定にしていたのだが、雨が降り出す。
前日、学校の先生に聞いた時は「明日は大丈夫だよ。NO RAINだ！」って言ってたのに・・・。
天気予報は国が変わってもあてにならないらしい。





寝技の練習中も雨が降り続き、マットはびしょ濡れ。
しかし、雨足が弱い為にそのまま続行。

これもいい思い出になるだろ。






しばらくすると雨も止み、乱取り、そして試合を行う事ができた。




カンボジア人や、在住の邦人の方も見に来てくれた。

皆ありがとう。













人が見てる前ってのは気合が入るらしく、普段以上の動きをする時がある。

これで一本にならなかったから、受けた方も良くやった。

初めて見る人達が「わー」だの「きゃー」だの言ってくれてたのを見て、周りの反応がある時って、やってる側も楽しいって事に改めて気付いた。







JICAがカンボジアの国内向けにCMを作るらしく、今回の公開練習は実はそれの撮影も兼ねていた。

カメラとマイクを向けられ妙に緊張している米倉を見るのは面白い。

CMがどんな風に仕上がるのか、楽しみ。
でもビデオがないから、録画とかできないんだよね。
なんとかなんないかな？







練習前に飯を食おうと思い生徒に「麺でも買って来てくれ」と頼んだら。
カエルを買って来た。

買い物の時っていつもこんな感じ。
こっちの意図が伝わらない事が多い。

ま、でも美味かったから良しとしよう。
一度ご賞味あれ。

今日の話、終わり

次回予告：「ともしび　メコンプロジェクト」

THE 試合

4月8日。
午前中は自由行動にしていた。

午後ワットプノンにて子供たちと観光をする。
皆楽しみにしていたのだろう。
小奇麗な格好をしている。

まぁ無理もない。
シェムリアップから首都プノンペンに行くって事は、言ってみれば俺の実家みたいなところからニューヨークに行くようなもんだから。

キャプテンのソピィが甚平を着ている。最高のおしゃれなのだろう。
誰にもらったと聞くと「彼女です。」だって

米倉から貰ったくせに！((笑))



終始、修学旅行みたいな雰囲気だった。

ワットプノンでは外国人は入場料がいるのだけど、「カンボジア語ができるならお金はいらない」と言われた。

このいい加減さがカンボジアの良い所。






博物館にも行った。この中にはアンコール遺跡で発掘された物が多数展示されてある。
子供たちよりも俺と引率の先生のがはしゃいでいたようだ。

ここでは外国人$5、カンボジア人500リエル＝12.5円。
このあからさまな値段設定も嫌いではない。





もう戻ろうかと思っていたら、河を見たいと言う。

ここはシェムリアップ川とメコン川がぶつかるところ。
ここで弁当広げたら気持ちが良いだろう。

もしかしたらこいつらって海見たことないかも。


観光も終わり、いざ道場へ向け出発。







まずは普通に練習。



そして、






試合が始まる。

良く見ると人選がおかしい。
こっちは中学生が中心なのに、向こうは大人で、しかもナショナルチームの奴らも入ってる。


まぁでもそれも経験かと思い初めのうちは静観することにした。





負け続ける生徒たち。

それでも諦めず頑張っている
その姿を見てたら、見ている側の気持ちの方が昂ぶって来た。

勝って欲しい。
勝たせてやりたい。

いつの間にか、畳をバンバン叩き、大声で叫んでいた。
しかも日本語で。
伝わるはずがねぇ。


代わりに米倉がアドバイスをする。


少しづつ動きが良くなる生徒たち。


ついに一人が一本勝ちをした。
涙が出そうになった。




一人が勝つと勢いがつくのか、その後も何人かが勝ち、負けた生徒もいい試合をした。










最後は皆で記念撮影。

色々と今後の課題も浮き彫りになったが、とてもいい経験になった.。


生徒だけでなく俺自身にも。




この時JICAの人がビデオを回してくれてたんだけど、自分が応援してるところを見るのが怖い。
俺と米倉と杉本くんの3人、キチガイ見たいになってそうだから(汗）



今日の話、終わり。


次回予告：「カレーの国」