Link by RainDrop & Frank sozai
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カンボジア・シェムリアップでの日々の生活。
GIOS PURE FLATとPENTAXと柔道クラブと・・・
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「プリア・リアチアナチャクラ・カンプチア」というのがカンボジアの正式名称。
プリアは王の称号、リアチアナチャクラが王国という意味。カンプチアがその国名。
つまりカンボジアには王様がいるのである。
現在の王様は「ノロドム・シハモニ」。
立憲君主制の為、権力は憲法で制限されている。
が、人気はある。
すごく。
先日、ここシェムリアップに王様が来るというので国王の別荘付近へ行ってみた。
というより偶然通りかかった。
空港から別荘までの国道6号線には大勢の人だかり。
手にはそれぞれ国旗や王様の写真を持っている。
中には小学生だろうか、制服を着て待っている子供達もいた。
付近の人に尋ねると、朝からこうして待っているという。その時、時刻は昼を回っていた。
一度アパートへカメラを取ってまた戻ったが、まだ来る気配はない。
遅めの昼食を取りながら待つことにした。
この日はとても天気が良く、気温は40度近かったのでないだろうか。
時折、日陰に隠れたりしながら沿道で待つ人たちの姿はとても健気だった。
これほど待たせる国王とはどんな人だろう。期待が膨らむ。
しばらくして、トラックに乗った音楽隊が出迎えの為に空港へ向かって行くのが見えた。
到着が近い。空港では派手な出迎えがあるのだろう。
待つこと約2時間。
ついに来た!
パトカーを先頭に黒塗りの車の列が見える。
何番目の車かは判らないので、来た車はすべて撮ろうと決めた。
一番目はランドクルーザー。
これには乗ってない。が試しに撮る。
次がSLベンツ。
これだ!
車体をカメラに収めた時、窓から手が振られているのが見えた。
間違いない。これだ。
車が真横辺りに来た時、今だ!と思いシャッターを押す。
が、シャッターが切れない?
見るとメモリーカードへその前の写真を書き込んでいる最中だった。
思いの他、車の速度が速くカメラが間に合わなかった。
結局カメラを構えたまま、王様に手を振ることしか出来なかった。
何故カメラをもう一台持ってこなかったのか、フィルムにすれば良かったとか悔やまれる。
でも優しそうな王様の顔だけはしっかりと自分の記憶に留めたので良しとしよう。
今日の話終わり。
次回予告「ムツゴロウさん」
プリアは王の称号、リアチアナチャクラが王国という意味。カンプチアがその国名。
つまりカンボジアには王様がいるのである。
現在の王様は「ノロドム・シハモニ」。
立憲君主制の為、権力は憲法で制限されている。
が、人気はある。
すごく。
先日、ここシェムリアップに王様が来るというので国王の別荘付近へ行ってみた。
というより偶然通りかかった。
空港から別荘までの国道6号線には大勢の人だかり。
手にはそれぞれ国旗や王様の写真を持っている。
中には小学生だろうか、制服を着て待っている子供達もいた。
付近の人に尋ねると、朝からこうして待っているという。その時、時刻は昼を回っていた。
一度アパートへカメラを取ってまた戻ったが、まだ来る気配はない。
遅めの昼食を取りながら待つことにした。
この日はとても天気が良く、気温は40度近かったのでないだろうか。
時折、日陰に隠れたりしながら沿道で待つ人たちの姿はとても健気だった。
これほど待たせる国王とはどんな人だろう。期待が膨らむ。
しばらくして、トラックに乗った音楽隊が出迎えの為に空港へ向かって行くのが見えた。
到着が近い。空港では派手な出迎えがあるのだろう。
待つこと約2時間。
ついに来た!
パトカーを先頭に黒塗りの車の列が見える。
何番目の車かは判らないので、来た車はすべて撮ろうと決めた。
一番目はランドクルーザー。
これには乗ってない。が試しに撮る。
次がSLベンツ。
これだ!
車体をカメラに収めた時、窓から手が振られているのが見えた。
間違いない。これだ。
車が真横辺りに来た時、今だ!と思いシャッターを押す。
が、シャッターが切れない?
見るとメモリーカードへその前の写真を書き込んでいる最中だった。
思いの他、車の速度が速くカメラが間に合わなかった。
結局カメラを構えたまま、王様に手を振ることしか出来なかった。
何故カメラをもう一台持ってこなかったのか、フィルムにすれば良かったとか悔やまれる。
でも優しそうな王様の顔だけはしっかりと自分の記憶に留めたので良しとしよう。
今日の話終わり。
次回予告「ムツゴロウさん」
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今回のタイトル「13」は実はプノンペンでの試合までの残り日数だった。
そして本来なら今日がその試合の日だったんだけど、出発前日になって理由もなく日取りが変わったと連絡があった。
これが日本なら怒りもするかも知れんが、ここはカンボジア。
まぁこんな事もあるさ、ってな感じ。
でも試合は8月8日から11日に変更となって、俺は行けなくなってしまった事はとても残念。
しかも俺自身は昨日から予定通りにプノンペンに来ていたので、やる事がなくなった。
道着も持って来てないので、プノンペンの柔道クラブの練習をただ見てるだけ。
何をしに来たんだ、俺は。
昼間やることもなくただブラブラとする毎日。
割り切って、これもいい休暇だと思い、買い物をした後、市場で食事をしたら、やたら美味かった。
気分が変われば飯もうまい!
今日の話、終わり
次回予告:「王様」
そして本来なら今日がその試合の日だったんだけど、出発前日になって理由もなく日取りが変わったと連絡があった。
これが日本なら怒りもするかも知れんが、ここはカンボジア。
まぁこんな事もあるさ、ってな感じ。
でも試合は8月8日から11日に変更となって、俺は行けなくなってしまった事はとても残念。
しかも俺自身は昨日から予定通りにプノンペンに来ていたので、やる事がなくなった。
道着も持って来てないので、プノンペンの柔道クラブの練習をただ見てるだけ。
何をしに来たんだ、俺は。
昼間やることもなくただブラブラとする毎日。
割り切って、これもいい休暇だと思い、買い物をした後、市場で食事をしたら、やたら美味かった。
気分が変われば飯もうまい!
今日の話、終わり
次回予告:「王様」
7月4日(土)
鬼 一二三(おに ひふみ)先生の講演会がアンコール日本人会の主催で行われた。
鬼先生は、ここシェムリアップで10数年、日本語教師をして来られた方で、延べ2000人以上の卒業生を送り出している。
当日会場へ行こうとしたら道を忘れて、うろうろとまわっていたら、元タケオの中村さんを発見。
道案内をしてもらう。
ワット・ボーから5分ほど行ったところで、浴衣を来たカンボジア人に出迎えられた。
彼女も生徒らしい。
数分後、ヤマトで出会った旅行者の人に声を掛けていたら、ちゃんと来てくれた。
前の日に下見に来たらしく、道に迷わなかったとの事。
若干、「道に迷いたい病」を患っている俺にはマネのできない事だ。
しばらくして講演が始まる。
今まで「鬼先生」と言う一つの側面ばかりを見ていたが、女として、母として、妻、教師、一人の人間としての話はとても面白かった。
講演の後、先生お抱えの料理人による料理をふるまってくれるとの事。
メチャクチャ興味があったが、時間は17時を回っていた。
柔道の練習の時間だ。
旅行者のカツさんは実は段もちで柔道に参加してくれるとの事だったが、こちらに興味が湧いたらしく、「少し遅れます」と言う。
そりゃ~仕方ない。
普通に旅行しててなかなか出来ない経験だし、料理はうまそうだし、いろんな人来てるし、ビールはあるし・・・。
後ろ髪を引かれる思いで道場へ向かう。
到着したら見慣れない自転車が停まっていた。
中からはギターの音がする。
カツさんが誘ってくれた鉱平くんだ。
その後、もう一人藤田くんが来てくれた。
二人とも学生の体育の授業以外での柔道経験はないらしいが、道着を着て一緒に練習をやってくれた。
遅れてカツさんも来た。
知らない人とやると刺激になるのだろう。
ガンガンに向かっていく生徒達。
刺激って言うより、、「こいつなら勝てる」って顔してるのが笑えた。
皆本当にありがとう。
本当に来てくれるとは思ってなかったし、柔道に参加してもらえるとも思ってなかった。
世の中には律儀な人もいるもんだ。
今日の話、終わり
次回予告:「13」
鬼 一二三(おに ひふみ)先生の講演会がアンコール日本人会の主催で行われた。
鬼先生は、ここシェムリアップで10数年、日本語教師をして来られた方で、延べ2000人以上の卒業生を送り出している。
当日会場へ行こうとしたら道を忘れて、うろうろとまわっていたら、元タケオの中村さんを発見。
道案内をしてもらう。
ワット・ボーから5分ほど行ったところで、浴衣を来たカンボジア人に出迎えられた。
彼女も生徒らしい。
数分後、ヤマトで出会った旅行者の人に声を掛けていたら、ちゃんと来てくれた。
前の日に下見に来たらしく、道に迷わなかったとの事。
若干、「道に迷いたい病」を患っている俺にはマネのできない事だ。
しばらくして講演が始まる。
今まで「鬼先生」と言う一つの側面ばかりを見ていたが、女として、母として、妻、教師、一人の人間としての話はとても面白かった。
講演の後、先生お抱えの料理人による料理をふるまってくれるとの事。
メチャクチャ興味があったが、時間は17時を回っていた。
柔道の練習の時間だ。
旅行者のカツさんは実は段もちで柔道に参加してくれるとの事だったが、こちらに興味が湧いたらしく、「少し遅れます」と言う。
そりゃ~仕方ない。
普通に旅行しててなかなか出来ない経験だし、料理はうまそうだし、いろんな人来てるし、ビールはあるし・・・。
後ろ髪を引かれる思いで道場へ向かう。
到着したら見慣れない自転車が停まっていた。
中からはギターの音がする。
カツさんが誘ってくれた鉱平くんだ。
その後、もう一人藤田くんが来てくれた。
二人とも学生の体育の授業以外での柔道経験はないらしいが、道着を着て一緒に練習をやってくれた。
遅れてカツさんも来た。
知らない人とやると刺激になるのだろう。
ガンガンに向かっていく生徒達。
刺激って言うより、、「こいつなら勝てる」って顔してるのが笑えた。
皆本当にありがとう。
本当に来てくれるとは思ってなかったし、柔道に参加してもらえるとも思ってなかった。
世の中には律儀な人もいるもんだ。
今日の話、終わり
次回予告:「13」