Link by RainDrop & Frank sozai
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カンボジア・シェムリアップでの日々の生活。
GIOS PURE FLATとPENTAXと柔道クラブと・・・
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日曜日。
定期練習の後に子供たちが腹が減ったと言うので食事を作ることになった。
「じゃぁ麺と、炒めるのに適した野菜と、鳥のレバーか豚のレバーと、飲み物も買って来てくれ」と生徒に頼み$10を渡した。
しばらくして買って来たのは、サラダ用の野菜(しかも大量!)と、鳥の手羽先とジュースとだけだった。
全然違う(笑) 麺も無いし。
そう来るとは想定外だったので、急遽サラダ用の野菜と手羽先のぶつ切りを炒め、塩、胡椒、オイスターソースで味付けし、茹でただけの汁無しインスタントラーメン(あとから買って来た)の上にその炒めた具を乗せ、焼きそばのようにして食べた。
練習の後で腹ぺこの彼らは何でもうまい!と言うので作る方も気分がいい。
しかも大量に食べる。
それにしてもカンボジアの子供は家事でもなんでも良く手伝う。
多分、家でもやってるのだろう。手際もいい。
椅子がないので床を拭けっていたらすぐ拭くし、皿に盛りつけって言ったらやるし、皿洗えって言ったら、「はい!喜んで~!」って位の勢いで洗う。
街を歩いてると幼い兄妹の面倒を見てる場面も良く見かける。
日本はどうだったろう?
わからないだけで自分が子供頃もそうだったのかもね。
今日の話、おわり。
次回予告:「自転車で遠出」
定期練習の後に子供たちが腹が減ったと言うので食事を作ることになった。
「じゃぁ麺と、炒めるのに適した野菜と、鳥のレバーか豚のレバーと、飲み物も買って来てくれ」と生徒に頼み$10を渡した。
しばらくして買って来たのは、サラダ用の野菜(しかも大量!)と、鳥の手羽先とジュースとだけだった。
全然違う(笑) 麺も無いし。
そう来るとは想定外だったので、急遽サラダ用の野菜と手羽先のぶつ切りを炒め、塩、胡椒、オイスターソースで味付けし、茹でただけの汁無しインスタントラーメン(あとから買って来た)の上にその炒めた具を乗せ、焼きそばのようにして食べた。
練習の後で腹ぺこの彼らは何でもうまい!と言うので作る方も気分がいい。
しかも大量に食べる。
それにしてもカンボジアの子供は家事でもなんでも良く手伝う。
多分、家でもやってるのだろう。手際もいい。
椅子がないので床を拭けっていたらすぐ拭くし、皿に盛りつけって言ったらやるし、皿洗えって言ったら、「はい!喜んで~!」って位の勢いで洗う。
街を歩いてると幼い兄妹の面倒を見てる場面も良く見かける。
日本はどうだったろう?
わからないだけで自分が子供頃もそうだったのかもね。
今日の話、おわり。
次回予告:「自転車で遠出」
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またまた、とある日曜日。
時刻はAM6:00。
カメラ良し、電池良し、ガソリン良し!サングラスを着け帽子を被り、いざ出発。
もうあの町までは2回も行ったので、勝手知ったる道、スイスイと進む。
町を越え、何もない道をひた走る。
前回引き返した地点を越えた時、何か壁のような物を一つ越えた気がした。
起伏もない割と平坦な道。
だけど前回よりもほんの少し前に進んだという事実。
それだけで少し気分がいい。
旅は順調に進む。
チェックポイントを通過し、いよいよ近付いてきた。
辺りを見回す。すると・・・
赤と白の派手なペンキ。
地雷があるよ~って事らしい。
ぜんぜん実感が湧いてこない。
でも絶対に向こうには行きたくないと思った。
さらに進む。
そこかしこに遺跡が点在している。
面白い。
途中でっかいリンガがあった。
リンガそれは男根。神様の「アレ。」
いやそれにしても、でかい!
そしてついに、
これ!ガイドブック見てずっと見たかった「これ」にやっっっ・・・っと着いた。
間近で見ると相当な迫力。これを造る為のエネルギーを思うと眼が眩むほどだった。
階段がある。
しかし残念ながら遺跡保護のため、今はもう上まで登ることはできない。
仕方ないので・・・
全速力で突っ込んだ!
上まで登ろうと階段に足をかけたら、警備員に止められた。
周囲を写真撮ってる間、ず~っと見張られてしまう羽目になるのでこんな事はやめましょう。
念願のコーケーを堪能した後は、遺跡前の茶屋で昼食を済ませる。
店のオヤジが話掛けてくるので、適当に相槌をうつ。
腹ごしらえもしたし、後は帰るだけ。時刻は正午近くになっていた。
バイクにまたがり、エンジンをかけ、たばこに火を点け走り出す。
チェックポイントを過ぎ、2Km程進んだところでバイクにまたまたまた異変が!
ガス欠。
確かに家を出てから一度も給油していない。
またバイクを押す。
20分程押したところで、草刈りをしている村人を発見、ガソリンの事を聞く。
この先100m程の右側に車を持ってる家があるらしい。
じゃぁ、あなたは車かバイク持ってないの?と思ったが、そんな野暮な事を聞いてはいけない。
お礼を言い、教えられた方角へ進む。
ほどなく民家を発見。家に入りガソリンの事を聞くと、数リットル分けてくれた。
すると「これで町まで行けるだろう。それより飯は食ったのか?」
食べたばかりなのに食べてないと答えた。
「良し!じゃ食ってけ。」
お礼を言い、家にあがる。
食事がある程度終わると、今度は
「ハンモックは好きか?」
大好きだ!と答える。
「良し!じゃ寝て行け。」
言われるままに寝る。
30分程寝ただろうか、起きた時皆は寝ていたので、ガソリンや食事のお礼として数ドルをハンモックに置いて家を後にした。
無事に町まで到着。ガソリンを満タンにする。
ここまで順調に来ていた。
ベンメリアへの分かれ道を過ぎ、数キロ進んだ時ついに来た。
クラッチがおかしい。
ずっと不安はあったがコーケーへ辿り着いた感動ですっかり忘れていた。
学習能力の低さを恨んでも仕方ないので、今出ている速度を落とさないように、クラッチに負担が掛からないように、慎重にアクセルを操作する。
カーブの連続する道をノンブレーキで曲がる。
一度大きな負担が掛かったらダメだろうなと思っていた、その時!
右コーナーを曲がっていたら目の前に牛の大軍!道がない!
急ブレーキを掛け、半クラの状態でアクセル全開!軽くドリフトしながら方向を無理やり変える。
二度ほど繰り返し、牛と牛の間をすり抜けコーナーを立ち上がる。
衝突は免れたものの50mも進まぬうちにエンジンが空回りを始めた。
終わった・・・。また壊してしまった。
バイクを降り、押し始める。壊れる事は覚えられないのに、押し方は随分覚えた。
車が時々通る。バイクも時々通っている。トラックを待っていた、でも通らない。
そのうち通るだろうと思いながら、2時間押した。
日も傾き始め、段々と人も車も通らなくなり掛けた時、おっさん3人乗りのスーパーカブがやって来た。
バイクが壊れたことを説明するとその中の一人が自分を指差しながら、
「トラック、トラック!」と言う。
もしかして持ってるの?マジ?
どうやら取りに行ってくれるらしい。
その一人がカブに乗って行き、待ってても仕方ないので、残りのおっさん2人とバイクを押しながらしばらく歩いていた。
ラッキーだったなぁと思いながら5分ほど経った頃、さっきのおっさんが帰って来た。
トラックではなくスーパーカブで。
手にはロープを持っている。
そしてそれを指差しこう言う。
「トラック、トラック!」
いや、それはロープ。ロープだから・・・。と、消え入りそうな声で答えた。
しかし、助かった事に間違いはない。とにかくロープでバイクを繋ぎ、彼らの家まで引いて行ってもらった。
家の納屋にバイクを停めると
「どうやって帰るんだ?」
わからない。
「車は運転できるのか?」
もちろん。
「じゃこれに乗って行け。」
まじ?この車?くれんの?
「俺達は町に用事がある。お前が運転するならタダで乗せてやる。」
なるほど。
何か腑に落ちないが、まぁラッキーな事だ。
快諾。
おっさん3人とシェムリアップまでドライブし、今回も何とか帰ってくる事が出来た。
バイクの駐車賃だと言い$20を渡した。
あれから2か月。まだバイクはあそこにあるのだろうか。
今回の旅で解ったことがある。
教訓:知らない人にはついて行きましょう。
コーケー編終わり
次回予告:「シヴォタ通り」
時刻はAM6:00。
カメラ良し、電池良し、ガソリン良し!サングラスを着け帽子を被り、いざ出発。
もうあの町までは2回も行ったので、勝手知ったる道、スイスイと進む。
町を越え、何もない道をひた走る。
前回引き返した地点を越えた時、何か壁のような物を一つ越えた気がした。
起伏もない割と平坦な道。
だけど前回よりもほんの少し前に進んだという事実。
それだけで少し気分がいい。
旅は順調に進む。
チェックポイントを通過し、いよいよ近付いてきた。
辺りを見回す。すると・・・
赤と白の派手なペンキ。
地雷があるよ~って事らしい。
ぜんぜん実感が湧いてこない。
でも絶対に向こうには行きたくないと思った。
さらに進む。
そこかしこに遺跡が点在している。
面白い。
途中でっかいリンガがあった。
リンガそれは男根。神様の「アレ。」
いやそれにしても、でかい!
そしてついに、
これ!ガイドブック見てずっと見たかった「これ」にやっっっ・・・っと着いた。
間近で見ると相当な迫力。これを造る為のエネルギーを思うと眼が眩むほどだった。
階段がある。
しかし残念ながら遺跡保護のため、今はもう上まで登ることはできない。
仕方ないので・・・
全速力で突っ込んだ!
上まで登ろうと階段に足をかけたら、警備員に止められた。
周囲を写真撮ってる間、ず~っと見張られてしまう羽目になるのでこんな事はやめましょう。
念願のコーケーを堪能した後は、遺跡前の茶屋で昼食を済ませる。
店のオヤジが話掛けてくるので、適当に相槌をうつ。
腹ごしらえもしたし、後は帰るだけ。時刻は正午近くになっていた。
バイクにまたがり、エンジンをかけ、たばこに火を点け走り出す。
チェックポイントを過ぎ、2Km程進んだところでバイクにまたまたまた異変が!
ガス欠。
確かに家を出てから一度も給油していない。
またバイクを押す。
20分程押したところで、草刈りをしている村人を発見、ガソリンの事を聞く。
この先100m程の右側に車を持ってる家があるらしい。
じゃぁ、あなたは車かバイク持ってないの?と思ったが、そんな野暮な事を聞いてはいけない。
お礼を言い、教えられた方角へ進む。
ほどなく民家を発見。家に入りガソリンの事を聞くと、数リットル分けてくれた。
すると「これで町まで行けるだろう。それより飯は食ったのか?」
食べたばかりなのに食べてないと答えた。
「良し!じゃ食ってけ。」
お礼を言い、家にあがる。
食事がある程度終わると、今度は
「ハンモックは好きか?」
大好きだ!と答える。
「良し!じゃ寝て行け。」
言われるままに寝る。
30分程寝ただろうか、起きた時皆は寝ていたので、ガソリンや食事のお礼として数ドルをハンモックに置いて家を後にした。
無事に町まで到着。ガソリンを満タンにする。
ここまで順調に来ていた。
ベンメリアへの分かれ道を過ぎ、数キロ進んだ時ついに来た。
クラッチがおかしい。
ずっと不安はあったがコーケーへ辿り着いた感動ですっかり忘れていた。
学習能力の低さを恨んでも仕方ないので、今出ている速度を落とさないように、クラッチに負担が掛からないように、慎重にアクセルを操作する。
カーブの連続する道をノンブレーキで曲がる。
一度大きな負担が掛かったらダメだろうなと思っていた、その時!
右コーナーを曲がっていたら目の前に牛の大軍!道がない!
急ブレーキを掛け、半クラの状態でアクセル全開!軽くドリフトしながら方向を無理やり変える。
二度ほど繰り返し、牛と牛の間をすり抜けコーナーを立ち上がる。
衝突は免れたものの50mも進まぬうちにエンジンが空回りを始めた。
終わった・・・。また壊してしまった。
バイクを降り、押し始める。壊れる事は覚えられないのに、押し方は随分覚えた。
車が時々通る。バイクも時々通っている。トラックを待っていた、でも通らない。
そのうち通るだろうと思いながら、2時間押した。
日も傾き始め、段々と人も車も通らなくなり掛けた時、おっさん3人乗りのスーパーカブがやって来た。
バイクが壊れたことを説明するとその中の一人が自分を指差しながら、
「トラック、トラック!」と言う。
もしかして持ってるの?マジ?
どうやら取りに行ってくれるらしい。
その一人がカブに乗って行き、待ってても仕方ないので、残りのおっさん2人とバイクを押しながらしばらく歩いていた。
ラッキーだったなぁと思いながら5分ほど経った頃、さっきのおっさんが帰って来た。
トラックではなくスーパーカブで。
手にはロープを持っている。
そしてそれを指差しこう言う。
「トラック、トラック!」
いや、それはロープ。ロープだから・・・。と、消え入りそうな声で答えた。
しかし、助かった事に間違いはない。とにかくロープでバイクを繋ぎ、彼らの家まで引いて行ってもらった。
家の納屋にバイクを停めると
「どうやって帰るんだ?」
わからない。
「車は運転できるのか?」
もちろん。
「じゃこれに乗って行け。」
まじ?この車?くれんの?
「俺達は町に用事がある。お前が運転するならタダで乗せてやる。」
なるほど。
何か腑に落ちないが、まぁラッキーな事だ。
快諾。
おっさん3人とシェムリアップまでドライブし、今回も何とか帰ってくる事が出来た。
バイクの駐車賃だと言い$20を渡した。
あれから2か月。まだバイクはあそこにあるのだろうか。
今回の旅で解ったことがある。
教訓:知らない人にはついて行きましょう。
コーケー編終わり
次回予告:「シヴォタ通り」