灰の男

3・１１のようすをメディアで見ていて感じたのは、東京大空襲のようだと思った。
その後の処理の仕方すらあの当時変わっていないような印象を受ける。
それほど、衝撃的で、突発的なものだっただろう。

さて、この本。
まさに東京大空襲についての本だ。
当時のことを実体験として語れる人が少なくなってきている今のうちに多くの事を知って貰いたい。
この本の中では、大戦前から、平成まで話が繋がって行く。
数人の人生がまるで、なにかに運命づけられていたかの様に、絡み合って行くのだ。

終わり方が腑に落ちなかったけど・・・。
多くの人に読んでもらいたい本だ。