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カンボジア・シェムリアップでの日々の生活。 GIOS PURE FLATとPENTAXと柔道クラブと・・・
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久しぶりの海外旅行。
いや~バンコクは都会だ。

BTSあり、地下鉄あり。
東京と大差ない。


しかし、一歩裏へ入れば・・・・

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こういう光景にも出くわす。
裏には高層ビルが立ち並び、すぐ近くには綺麗な車が走っている。

表面のみの発展。
ハードを求め、ソフトがついてきていない。

そんな印象を受けた。
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あれはまだ、カシューナッツの実が青い頃だった。


俺はバンテアイ・スレイへの道の途上にあるプラダック村を訪れた。
今回の目的はただ村を見るためでなかったので、メイン道路をはずれ、赤土の道を進む。


途中、村の子供達がカシューナッツの実を取っていた。
何の気なしに見ていたら、何故か懐かしい気分になった。


20分程あるいただろうか。
先ほどの子供達が、先に歩いて、こっちだ、と手を振っている。

その先にあったのは、お世辞にも立派とは言えない、小屋と
お世辞でなく立派な墓だった。


__IGP2280.jpg
そこには「一之瀬泰造」と書かれていた。
それは、とある青年カメラマンの名。

一時期は映画や本など様々なメディアで取り上げられていたが、最近はめっきり露出が減ってしまった。

しかし、それでも日本人観光客が時々来るんだよ、と、ここを管理しているカンボジア人は言っていた。


実は、ここに彼の骨はすでになく、それは彼の両親が日本へ持ち帰っている。



ならば、ここの墓の意味はなんだろう?



__IGP2281.jpg
彼はここで何をしたかったんだろう?
何を見て、何を見たかったんだろう?


俺は普段からあまり故人を持ち上げるのは好きではない。
今生きてる人を見てる方が面白いから。

だから、あまり深く考えないようにした。


ただ、彼のように好奇心の赴くままに行こう。
そう思った。



終わり

次回予告「GIOS改造計画 パート2」

2010年7月11日 午前7:00

予定していた時間に車を回したが誰も来ない。
さすが在住者。すでにカンボジア時間で動いている。
勿論、自分も人の事は言えないのだけど・・・。

家の前でヌンパンを買い食いし、待つ事約10分。
全員が揃って出発。

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車が走り出してすぐに、信さんがつまみを出し始めた。
旅は始まったばかり。

「ビールには、まだ早いんじゃないすか?」

とは、俺と信さん以外が思った事だろう。



バンテアイ・スレイ手前で、ビールと氷を買い、再出発。

酒も入って、段々とテンションを揚げながら、旅は進む。

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つづく




Link by RainDrop & Frank sozai
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